【場所別】膝の痛みの原因とは？
自宅で改善する効果的な方法も紹介

加齢により気になりはじめるのが膝の痛みです。痛みの原因はさまざまで、関節リウマチや過度な運動による炎症などが考えられます。

膝の痛みの原因は、「痛む部位」によってある程度予想できます。治療や対応方法が異なるため、原因を正しく理解する必要があります。

本記事では、膝の痛みに悩んでいる人へ向けて、膝に生じる痛みの原因を部位ごとに解説したあとに、痛みを改善するために自分でできる方法を紹介します。

悩み解決の糸口が見つかる内容になっているため、ぜひ最後までご覧ください。

膝の内側における痛みの原因

膝の内側が痛む場合に考えられる主な原因は、以下の通りです。

● 変形性膝関節症
● 鵞足炎
● 半月板損傷（内側）

順番に見ていきましょう。

変形性膝関節症

変形性膝関節症（へんけいせいひざかんせつしょう）は、膝の軟骨がすり減ることが原因で、歩行時に膝の痛みが現れる病気です。

関節リウマチや過去の骨折など、原因のはっきりしている場合が1割で、9割が原因不明とされています。主な症状は、以下の通りです。

● 立ち上がり・歩き出し時の痛み
● 階段昇降時の痛み
● 患部の熱感や腫れ
● 曲げ伸ばしの制限
● 膝くずれ
● 夜間の痛み

治療としては、運動療法や痛みに対する消炎鎮痛剤、ヒアルロン酸の関節内注射が行われます。症状が改善せずに歩行が困難な場合や痛みが強い場合は手術治療が検討されますが、あくまでも手術治療は最終手段です。

日本整形外科学会は、重症化予防として以下の運動療法で膝の機能を保つよう推奨しています。

1. 椅子に腰掛ける
2. 片方の足を水平に保つ
3. 5?10秒そのままでいる（息は止めない）
4. 元に戻す

痛みに合わせて対応が検討されるため、膝に違和感があれば受診を検討しましょう。

※参考1：兵庫医科大学病院
※参考2：日本整形外科学会
※参考3：東京医科大学病院
※参考4：順天堂医院

鵞足炎

鵞足（がそく）は膝から5cmほど下にあり『薄筋（はっきん）』と『半腱様筋（はんけんようきん）』、『縫工筋（ほうこうきん）』が付着した部位です。

この部位にはゼリー状でクッションの役割を果たしている『滑液包（かつえきほう）』があります。鵞足炎は滑液包が炎症を起こしている状態で、主な症状は以下の通りです。

● 押した際の痛み
● 鵞足部の熱感や腫れ
● 運動時の痛み

炎症の原因は、滑液包への繰り返しの摩擦やストレスです。アスリートの不適切なトレーニングや打撲などの外傷が原因で炎症が見られることもあります。

炎症緩和のために、アイシングやテーピングによる対応、抗炎症薬や滑液包へのステロイド注射が行われるのが一般的です。

※参考1：伊勢原ビオス整骨院
※参考2：オクノクリニック

半月板損傷（内側）

半月板（はんげつばん）は、膝関節と大腿骨の間にあり、衝撃を吸収したり荷重を分散させたりする役割を持つ部位です。C型の形状で、膝の内側と外側のそれぞれにあります。

内側の半月板を損傷すると、膝の内側に痛みを発症します。そのほかの主な症状は以下の通りです。

● 膝の曲げ伸ばし時の引っかかり感（キャッチング）
● 膝が曲げ伸ばしできない（ロッキング）
● 膝関節の腫れ

痛みに伴って膝が動かしづらくなる状態を『キャッチング』、重症になり曲げ伸ばしができない状態を『ロッキング』といいます。

半月板が損傷してしまうのは、スポーツによる怪我や加齢などで半月板がもろくなるからだといわれています。

治療はヒアルロン酸の注射で、保存的に経過を見る場合もありますが、状態によっては半月板を切除して修復を行うことになるでしょう。

※参考1：日本整形外科学会
※参考2：順天堂医院

膝の外側における痛みの原因

次に、膝の外側に生じる痛みの原因について解説します。

膝の外側における痛みの原因は以下が考えられます。

● 膝外側側副靭帯損傷
● 腸脛靭帯炎（ランナー膝）
● 半月板損傷（外側）

順番に解説していきます。

膝外側側副靭帯損傷

膝外側側副靭帯損傷（ひざがいそくそくふくじんたいそんしょう）は、膝の外側の靭帯損傷です。

靭帯には4つの種類があり、外側側副靭帯は膝下が内側に反りすぎないように抵抗して膝を守る役割があります。

膝外側側副靭帯損傷の主な症状は以下の通りです。

● 膝の外側の強い痛み
● 膝の曲げ伸ばし時の痛み
● 膝の外側の腫れ
● 膝を内側に反られると、グラグラする
● 腓骨神経麻痺による膝下の感覚障害

腓骨神経（ひこつしんけい）は膝の外側を通っており、外側側副靭帯損傷に加えて腓骨神経を損傷すると、麻痺や感覚障害を起こします。

損傷の原因は、交通事故やスポーツにおける衝撃などです。

治療は、保存的治療が主で、サポーターや装具で固定して患部の安静をはかります。複数の靭帯が断裂している場合は、手術治療で靭帯の再建術も検討されるでしょう。

※参考1：おおつか整形外科
※参考2：日本整形外科学会
※参考3：森整形外科リハビリクリニック
※参考4：神戸市東灘区 スポーツ整形外科

腸脛靭帯炎（ランナー膝）

腸脛靭帯炎（ちょうけいじんたいえん）は、膝の外側にある筋肉組織が、摩擦により炎症を起こしている状態です。

主な症状は以下の通りです。

● 歩行時など膝に負荷がかかったときの膝外側の痛み
● 屈曲時の膝の痛み
● 太もも外側の張り

腸脛靭帯炎は『ランナー膝』の別名があり、ランニングなどの繰り返される運動で引き起こされます。安静にすると痛みは治まりますが、運動を再開すると痛みが再び現れます。

過度なトレーニング、傾斜のある道路や自分に合わない靴での運動により膝への負担が増加することが痛みの原因です。

治療方法として、痛みを緩和したり患部の炎症を抑えたりするために消炎鎮痛剤を投与するのが一般的です。

痛みが治まってくればストレッチや軽度の運動もできますが、症状が長期化する場合は手術治療も検討されます。

※参考：筑波大学 陸上競技研究室

半月板損傷（外側）

半月板の外側を損傷した場合、膝の外側に痛みが生じます。

半月板の外側を損傷した場合に生じる症状は、膝の痛みと膝関節の動かしづらさです。原因はスポーツによる損傷などが考えられます。

ただし、ほかの炎症と混同しやすいため注意しましょう。症例として、膝下外側の痛みを訴えて外側半月板の損傷と診断を受けたものの、実際は腓骨神経（膝の外側を通る神経）圧迫症候群だったケースも過去に見られています。

医療機関受診の際は痛みのきっかけや状態を正しく伝えましょう。

※参考1：日本整形外科学会
※参考2：からさわ整形外科クリニック
※参考3：福岡大学筑紫病院整形外科

膝上における痛みの原因

ここまでは、膝の内側と外側の痛みの原因を紹介してきました。続いて、膝上に生じる痛みの原因を解説します。膝上の痛みで考えられる原因は、主に以下の通りです。

● 膝蓋大腿関節症
● 大腿四頭筋腱炎（ジャンパー膝）
● 膝蓋前滑液包炎

順番に見ていきましょう。

膝蓋大腿関節症

膝蓋大腿関節症（しつがいだいたいかんせつしょう）は、『膝のさら』にあたる膝蓋骨と大腿骨の間の軟骨がすり減ったり骨が変形したりして、痛みを生じている状態です。

主な症状は、以下の通りです。

● 膝の腫れや熱感
● 膝蓋骨の引っかかり感
● 屈伸時にゴリゴリ音がする
● ジョギングや階段昇降時の痛みや違和感

原因は、加齢による軟骨の消耗や、膝関節が脱臼し過剰な摩擦で軟骨がすり減っていることが考えられます。

治療は、軽度ならヒアルロン酸注射や痛み止めを使用して、継続的に経過観察します。

重症の場合は、人工膝関節置換術で、軟骨の代わりになるポリエチレンのクッションを置換するケースもあるでしょう。

※参考1：徳洲会グループ
※参考2：古東整形外科・リウマチ科

大腿四頭筋腱炎（ジャンパー膝）

大腿四頭筋腱炎（だいたいしとうきんけんえん）は、運動などで膝上の筋肉である大腿四頭筋に負荷が加わることで炎症が起こっている状態です。

症状は以下の通りです。

● 膝のさら周囲の痛み
● ジャンプや長距離走などの運動時の痛み

球技や陸上競技など運動量の多いスポーツをきっかけに発症するケースが多く見られます。競技中に痛みがでるため、発症すると競技に集中できないケースがあります。

重症の場合、膝蓋靭帯（しつがいじんたい）が完全断裂していて運動の継続は困難です。

治療は、ほかの疾患と同様に安静による保存治療を基本とし、ステロイド注射や痛み止めを投与する場合もあります。

重症の場合は、変形している腱を切除し修復する手術も検討されます。

※参考1：関節治療オンライン
※参考2：丸太町リハビリテーションクリニック

膝蓋前滑液包炎

膝蓋前滑液包炎（しつがいぜんかつえきほうえん）は、膝蓋骨（しつがいこつ）前面にある滑液包と呼ばれる部位の炎症です。

症状は以下の通りです。

● 膝の腫れ
● 腫れた部位でブヨブヨとした違和感
● 腫れによる運動制限

膝の内部で出血して血液が溜まると、触ったときの違和感につながります。

転倒や自転車事故による外傷のほか、膝をつく作業を日常的に繰り返すことが炎症の原因です。

初期では、日常生活で膝を使わないよう注意すれば治ることも多くありますが、重症になった場合は水抜きや抗炎症薬の注射が必要です。

日常的に正座や、膝を使う作業がある場合は注意しましょう。

※参考1：福生整骨院グループ
※参考2：日本臨床整形外科学会

膝下における痛みの原因

次に、膝下で生じる痛みの原因を解説します。膝下の痛みで考えられる原因は以下の通りです。

● 膝蓋靭帯炎
● オスグッド病

順番に見ていきましょう。

膝蓋靭帯炎

膝蓋靭帯炎（しつがいじんたいえん）は、大腿四頭筋腱炎と同様に『ジャンパー膝』と呼ばれる状態です。

運動により膝上の筋肉である大腿四頭筋に引っ張られ、膝蓋骨や膝蓋腱などにも牽引力が加わって炎症を起こしている状態です。

症状は、前述したジャンパー膝同様に、運動時の膝の痛みが挙げられます。治療は安静による保存的治療が基本であり、痛みに対してはテーピングも効果があるとされています。

※参考1：はっとりはりきゅう接骨院グループ
※参考2：東邦大学医療センター大橋病院 整形外科
※参考3：川鉄千葉病院 スポーツ整形外科
※参考4：理学療法学 第23巻 学会特別号

オスグッド病

オスグッド病は、大腿四頭筋（太もも前面）が膝下の骨を引っ張りすぎるために、成長軟骨が剥離した状態です。

主な症状は以下の通りです。

● 膝下の痛み
● 抑えた際の痛み
● 局所の熱感や腫れ

オスグッド病は成長期の子供に起こりやすいとされています。

成長期の子供の骨は、やわらかい骨から硬い骨に成長する過程であり、不安定な状態です。

骨の成長に対して筋肉や腱の成長が追いつかず、スポーツによる膝の曲げ伸ばしで軟骨が剥離するケースがあります。

治療方法としては、安静にすることが基本です。サポーターにより膝の負担の軽減を図りましょう。痛みが治まらない場合は、手術治療により剥離した骨片の除去が行われます。

重症化させないためには初期の対応が重要です。ストレッチやアイシングしながら患部を安静に保ちましょう。

※参考1：日本整形外科学会
※参考2：日本アスレティックトレーニング学会誌 第4巻 第1号

膝の裏における痛みの原因

膝裏の痛みで考えられる原因は、主に以下の通りです。

● 関節リウマチ
● ベーカー嚢腫

順番に解説していきます。

関節リウマチ

関節リウマチは、免疫機能の異常により関節の組織が免疫細胞に攻撃されて炎症や痛みが生じる病気です。

主な症状は以下の通りです。

● 関節の痛み
● 関節の腫れ
● こわばり
● 全身の倦怠感
● 食欲不振

症状は、左右対称の部位や複数の関節に出現することが多く、食欲低下など関節以外の全身症状につながるケースもあります。

関節リウマチの原因は未だはっきりと解明されていません。遺伝的な要因に加えて、以下のような複数の要因が関わっているといわれています。

● 出産
● 感染症
● 喫煙習慣
● 歯周病
● 腸内細菌叢の異常

治療では、発症初期から免疫異常を改善する『抗リウマチ薬』や、炎症や痛みを緩和する『ステロイド薬』を使用します。

膝関節の破壊が進行している場合は、人工骨頭置換術などの手術が想定されるでしょう。

※参考：順天堂医院

ベーカー嚢腫

ベーカー嚢腫（のうしゅ）は、膝裏にある滑液包（かつえきほう）と呼ばれる組織が炎症を起こして腫れてしまう病気です。

症状は以下の通りです。

● 膝裏の痛み
● 膝裏の違和感や不快感
● 膝の動きの制限
● 足のしびれ

膝裏には坐骨（ざこつ）神経が通っており、嚢腫が大きくなり神経を圧迫してしびれを起こすケースもあります。

関節液が溜まる原因は、関節リウマチや痛風、変形性膝関節症、過度な運動による膝の使いすぎなどが挙げられます。

症状が出ていなければ治療の必要はありません。痛みが出ている場合は、痛み止めを内服したり注射器で関節液を抜く処置が行われたりします。

また、何度も再発する場合には手術にて嚢腫を摘出するケースもあります。

※参考1：当院におけるBaker嚢腫に対する治療法
※参考2：ひざ関節症クリニック

膝の痛みを自宅で改善する効果的な方法

では、膝の痛みに対する改善を期待できる方法を解説します。

方法は以下の通りです。

● 湿布やテーピングを貼る
● 冷やす・温める
● マッサージやストレッチを実施する
● ひざ用サポーターを使用する

順番に見ていきましょう。

湿布やテーピングを貼る

湿布やテーピングをすることで、膝の痛みを改善できるでしょう。

一部の湿布には、消炎鎮痛成分が配合されており、貼付により皮膚から成分が吸収されて痛みを緩和する効果があります。

また、テーピングには以下の3つの効果があります。

● 関節の動きの制限
● 患部の圧迫や痛みの緩和
● 関節のサポート

関節の動きに制限をかけて損傷を防ぎ、圧迫により痛みを緩和する効果も期待できます。

しかし、あくまで根本的な治療にはならないことに注意しましょう。

※参考1：足立慶友整形外科
※参考2：らいおんハート整骨院グループ

冷やす・温める

患部を冷やしたり温めたりすることでも痛みの改善が期待できるでしょう。

炎症が起こって腫れや熱感、痛みがある場合は、患部を冷やすことで炎症を抑えて症状を緩和する効果が期待できます。

また、痛みが慢性的な場合は、患部の筋肉が硬くなって血流が阻害されているケースも考えられます。この場合、血流改善により症状の緩和が期待できるため、患部を温めることで血管の拡張を促すのも良いでしょう。

なお、冷やしたり温めたりするのは、原因の疾患や状態に応じて行わないと逆効果になる点には要注意です。

まずは医療機関を受診して、専門のスタッフや医師に相談しながら行いましょう。

※参考1：こうゆうクリニック
※参考2：大田市立病院

マッサージやストレッチを実施する

マッサージやストレッチは体の柔軟性を高めて、怪我のリスクを軽減します。

前述した通り、筋肉のこわばりによる血流不良によって痛みが生じるケースもあるため、血流を良くするのは痛みの改善に有効とされています。

「膝のさら」をストレッチする手順は以下の通りです。

● 床に座り、膝を伸ばして力を抜く
● 両手の親指で「膝のさら」を押して動かす
● 親指を「膝のさら」の周り上下左右斜めに5秒ずつ動かし、周りの筋肉や靭帯をストレッチする
● 反対の足も同様に行う

なお、腫れや痛みによっては全く動かせないケースもあるでしょう。症状が強い場合は事前に医師に相談しましょう。

※参考1：e-ヘルスネット（厚生労働省）
※参考2：大正製薬
※参考3：ひざ関節症クリニック

ひざ用サポーターを使用する

ひざ用のサポーターを使用することで、以下の効果が期待できます。

● 膝の冷えを防ぐ
● 膝をサポートして安定させる
● 触圧覚を刺激する

痛みの原因が冷えによる血行不良の場合は、サポーターは痛みの緩和につながるでしょう。

また、変形性膝関節症などで軟骨がすり減って痛みが出ている場合は、長期化すると膝の安定性が低下します。

膝を固定して、余計なグラつきをなくすと痛みの軽減につながるでしょう。

触圧覚は、皮膚に何かが触れたりするときの感覚です。サポーターは痛みのある関節を圧迫して触圧覚を脳に伝達することで、痛みの伝達を鈍くします。

快適生活では、血行促進や筋肉疲労の緩和、筋肉痛緩和を目的とした「一般医療機器」のサポーターを取り扱っています。就寝時にも快適に着用できるフィット感と履き心地を実現したサポーターで、膝の痛みを緩和できるでしょう。

膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ快適生活でサポーターをお求めください。

※参考1：医療法人社団康静会
※参考2：ひざ関節症クリニック

膝の痛みに関するよくある質問

最後に膝の痛みに対するよくある質問に回答していきます。

● 膝の痛みは自分で治せる？
● 膝を曲げると突然痛くなるのはなぜ？
● 20代でも急に膝が痛くなることはある？

順番に見ていきましょう。

膝の痛みは自分で治せる？

膝の痛みを自分で完治させることは、一般的に困難といえます。

軽度の痛みなら安静にすることで一時的に痛みが軽減することも考えられますが、原因によっては自力で治すのは難しいケースがあるでしょう。事故やスポーツによる外傷のほか、関節リウマチのような自己免疫疾患による痛みも考えられます。

予防的にサポーターやストレッチするのは良いものの、痛みや違和感があったら原因に合わせた適切な対応のために専門の医療機関への受診がおすすめです。

※参考1：国立長寿医療研究センター
※参考2：からさわ整形外科クリニック

膝を曲げると突然痛くなるのはなぜ？

突然膝が痛くなる原因として、外傷やスポーツによる半月板損傷、ランナー膝、ジャンパー膝などが考えられます。

また、膝関節周囲の筋肉や組織の炎症を起因とする鵞足炎、膝蓋前滑液包炎も挙げられます。

関節リウマチのような自己免疫疾患のケースもあり、改善には適切な対応が必要です。痛みを感じたら医療機関を受診しましょう。

※参考1：ひざ関節症クリニック
※参考2：健診会 滝野川メディカルクリニック

20代でも急に膝が痛くなることはある？

20代でも原因によっては突然膝の痛みが生じる可能性はあります。

膝の痛みの原因として考えられるのは、事故やスポーツによる靭帯損傷、半月板損傷などです。

痛みを放置しておくと炎症が重度になり、変形性膝関節症になるケースも考えられます。

関節リウマチは40代?50代に発症する場合が多いとされていますが、20代でも発症するケースはあります。

※参考1：横浜ひざ関節症クリニック
※参考2：たてやま整形外科クリニック

膝の痛みが改善されない場合は早期治療が重要

本記事で紹介したように、膝の痛みの原因はさまざまです。

日常的に、ストレッチやマッサージを実施しながら柔軟性を高めることでリスクを軽減できますが、すでに痛みがある場合は適切な対応が必要です。

放置しておくと重症化するケースもあるので、原因の精査、適切な対応のためにも早めに医療機関を受診しましょう。

快適生活では、血行促進や筋肉疲労の緩和、筋肉痛緩和の効果を期待できる「一般医療機器」のサポーターを取り扱っています。

膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ快適生活でサポーターをお求めください。