育毛剤とドライヤーを使う順番は？正しい手順やドライヤーの使い方も紹介

「お風呂上がりの育毛剤とドライヤーってどっちが先なんだっけ？」
とお悩みではありませんか？

どちらもお風呂上がりの習慣にされている方が多いと思いますが、その順番が実はとても大切。正しい手順でヘアケアを実践することで、育毛剤の効果をより実感しやすくすることが可能です。

特にこれから育毛に取り組む方は、ドライヤーを使った正しい髪の乾かし方をしっかり理解しておく必要があります。

ここでは、正しいドライヤーの使い方や、育毛剤をより効果的に使うための手順を解説します。

そもそも濡れた髪にドライヤーを使う理由とは？

水分を飛ばすこと以外にも、ドライヤーで髪を乾かすことには効果があります。
濡れた髪にドライヤーを使う理由は、主に以下の通りです。

● 髪質を維持するため
● 雑菌の繁殖を防ぐため
● 頭皮を温めて血行を良くする

これら3つの理由を解説していきます。

髪質を維持するため

髪質を維持するためにドライヤーで髪を乾かすのはとても大切です。

毛髪の表面はキューティクルという鱗のような組織で守られています。毛髪が濡れるとこのキューティクルが開いてしまい、髪の内部が無防備な状態となってしまいます。

そのため、髪を濡らしたまま放置しておくと、濡れた髪同士が触れ合うだけでもダメージを与えてしまう恐れがあります。髪がダメージを受けないためにも、濡れた髪はドライヤーでなるべく早めに乾かし、キューティクルを早く閉じてあげる必要があるのです。

雑菌の繁殖を防ぐため

ドライヤーで髪を乾かすことには、頭皮の雑菌を防ぐ効果があります。

髪を濡らしたまま放置しておくと頭皮が蒸れてしまい雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。雑菌は頭皮の臭いの元となる他、頭皮のかゆみやフケなどの肌トラブルの原因にもなります。

頭皮トラブルは抜け毛の原因にもなるため、濡れた髪はすぐに乾かすことが大切です。

頭皮を温めて血行を良くする

濡れた髪は空気に触れることで徐々に冷えるため、放置すると頭皮の血行が悪くなる恐れがあるため注意が必要です。

ドライヤーの温風は、頭皮を温めて血行をよくしてくれます。毛髪は毛細血管を通じて栄養を取り込んでいるため、髪を温風で乾かすことは、丈夫でハリのある髪を育てる効果もあります。

育毛剤とドライヤーを使う順番

結論からいうと、先にドライヤーで髪を乾かしてから育毛剤を使うのが正しい手順です。

もし、髪が濡れた状態で育毛剤を使用してしまうと、育毛剤の成分が水分とともに流れ落ちて、しっかり頭皮に塗布することができないからです。

ただし、ドライヤーで乾かしすぎても熱で毛髪にダメージを与えてしまったり、皮膚が乾燥して毛穴が閉じてしまい育毛剤が浸透（角質層まで）しにくくなってしまうため、完全に水分を飛ばしてもいけないので気をつけなければなりません。

お風呂上がりにドライヤーでしっかり乾かした毛髪は、1日の内で最も清潔な状態であるため、育毛剤を使うタイミングとして最適なのです。

育毛剤を使用するまでの正しい手順

育毛剤を使用するまでの正しい手順を下記の順に詳しく解説します。

● 泡立てたシャンプーで髪を洗う
● シャワーで泡を洗い流す
● タオルドライで髪についた水気を拭く
● ドライヤーで髪を乾かす
● 頭皮に育毛剤を使用する
● 頭皮マッサージを行う


泡立てたシャンプーで髪を洗う

まずはシャンプーで髪を丁寧に洗いましょう。シャンプーを使って洗うことで、抜け毛の要因にもなる頭皮の毛穴汚れを洗い流すことができます。

ポイントは頭の上で泡立てるのではなく、手のひらでしっかりシャンプーを泡立てることです。濡れた髪は表面のキューティクルが開いた状態でダメージを受けやすくなっています。

だからこそ、シャンプーをフワフワの状態に泡立ててから頭にのせることで、刺激を抑えながら髪を洗うことができるのです。

シャワーで泡を洗い流す

泡立てたシャンプーでしっかり髪を洗ったら、シャワーで泡をしっかり洗い流しましょう。
シャンプーの洗い残しは髪や頭皮にダメージを与える原因となります。特に毛髪の根元部分はシャンプーが残りやすくなっているため、気をつけて洗いたいところです。

シャンプーで髪を洗っていた時間よりも長めに髪全体を洗いましょう。

タオルドライで髪についた水気を拭く

お風呂上がりはドライヤーで髪を乾かす前に、タオルで水気をしっかり拭き取るようにしましょう。

理由ドライヤーの時間をなるべく短く済むようにするためです。ドライヤーは髪に温風をあてるため、乾かすのに時間がかかってしまうと、それだけ髪への負担も大きくなってしまいます。

まずは、できるだけタオルで水分が滴らない程度に拭き取るようにしましょう。

ドライヤーで髪を乾かす

タオルで拭いた後にドライヤーで髪を乾かします。

ドライヤーの温風は髪に負担をかけてしまうため手短に済ませたいところですが、十分に乾かせていないと雑菌が繁殖してしまう原因にもなります。

ただし、乾燥のし過ぎも髪にダメージが残ったり、頭皮の毛穴が閉じてしまい育毛剤の成分が皮膚に入りにくくなったりしてしまうため、完璧に乾かす必要はありません。

したがって、8割程度を目安に乾かすと良いでしょう。

頭皮に育毛剤を使用する

髪をある程度乾かした上で育毛剤を使用します。

髪を洗った後にドライヤーで乾かした状態は、頭皮も清潔であるため、最も育毛剤を使用するのに適したタイミングです。特に気になる箇所を中心に頭皮の角質層へ浸透させるように使用することをおすすめします。

ただし、あくまで育毛剤を塗布するのは角質層の範囲内であり、肌の奥深くには浸透させないよう注意しましょう。

頭皮マッサージを行う

育毛剤を使用した後は合わせて頭皮マッサージを行うことがおすすめです。

頭皮マッサージを行うことで、育毛剤を角質層まで浸透させたり、頭皮の血行を促進したりできます。育毛剤の成分が頭皮全体の角質層まで行き渡るようにするため、頭皮の血行を良くすることは育毛にとても効果的です。

頭皮マッサージを行う際は、両手の指で頭皮全体を動かすようなイメージでマッサージしましょう。

育毛剤に効果的なドライヤーの使い方

育毛剤をより効果的にするためには、ドライヤーの使い方にコツがあります。
効果的なドライヤーの使い方として以下の4つがあります。

● 根元から髪を乾かす
● 熱を一箇所に集中させない
● ドライヤーを頭皮に近づけすぎない
● 温風で乾かした後に冷風を使う

これら4つのコツを詳しく解説していきます。

根元から髪を乾かす

髪をしっかり乾かすポイントは、乾きにくい根元にもしっかり温風をあてること。育毛剤を塗布する頭皮に水分が多く残っていては、育毛剤の成分が水分に流れ出てしまいます。

頭皮の角質層まで効果的に成分を浸透させることができるよう、髪を手で持ち上げながら全体を乾かしましょう。

熱を一箇所に集中させない

温風の熱を一箇所に集中させてしまうと、髪へのダメージも同様に集中してしまいます。

なぜなら、髪の成分の大部分はタンパク質で構成されているため、熱を加えすぎると髪内部のタンパク質が固まってしまいダメージ穴ができてしまうからです。

すると、髪が濡れてキューティクルが開くたびに、髪内部の成分や水分が流出しやすくなります。ドライヤーで髪を乾かすときは、ドライヤーを常に振るなどして温風を髪全体にムラなくあてるようにしましょう。

ドライヤーを頭皮に近づけすぎない

ドライヤーを頭皮に近づけすぎると、髪だけでなく頭皮にも負担をかけてしまいます。

髪が傷むだけでなく頭皮が乾燥してしまうことで、フケや炎症の原因になる恐れもあります。したがって、ドライヤーは頭皮から20cmほど離して使用するようにしましょう。

温風で乾かした後に冷風を使う

温風で乾かした後は冷風を使うのがおすすめです。髪は乾くほどドライヤーにより温度が上がりやすくなります。

そのため、髪が乾いてからも温風をあてると、頭皮や毛髪が傷んだり、毛髪の根元が汗で蒸れてしまったりする恐れがあります。

全体的に髪が乾いてきたら、最後は冷風に切り替えて残りの水分を飛ばしてしまいましょう。

育毛剤の定期購入なら快適生活

育毛剤の定期購入は『快適生活』がおすすめです。

「育毛剤を使いたいけど、どうやって選べばいいの？どこで買えばお得なの？」と迷っている人も多いかと思われます。

『快適生活』では、主にラジオや新聞の広告などを通して商品を販売しています。店頭ではあまり見かけないような商品も多数取り揃えているので、気になる育毛剤がきっと見つかるはずです。

また、『快適生活』ではお得なポイント制度があり、購入金額の1%がポイント還元されます。 さらに定期購入制度を使えば送料がすべて無料になるほか、継続回数に応じて割引率がどんどんアップする仕組みになっており、継続利用が前提の育毛剤の購入にはピッタリです。

新規会員登録をすると500ポイントがもらえる他、お得なキャンペーンも定期的に実施されています。ぜひ一度、『快適生活』で自分にピッタリの育毛剤を探してみてください。

育毛剤のドライヤーに関するよくある質問

育毛剤のドライヤーに関するよくある質問を以下にまとめました。

● 朝に育毛剤を使用する場合はシャンプーとドライヤーもするべき？
● 育毛剤の使用後は自然乾燥でいい？
● 育毛剤が頭皮の角質層まで浸透するにはどれくらい時間がかかる？

順番に解説していきます。

朝に育毛剤を使用する場合はシャンプーとドライヤーもするべき？

朝に育毛剤を使用する場合は、シャンプーで髪を洗わない方がよいでしょう。

育毛剤を使用する人に限らず、シャンプーは日中に頭皮を紫外線から守る皮脂まで落としてしまうので、朝はシャワーだけで留めておくのがおすすめです。朝は髪が寝癖でボサボサになっていたり汗をかいていたりするかもしれませんが、温かいシャワーで流すだけで十分です。

もちろんシャワーの後は自然乾燥ではなく、夜と同様にドライヤーを使って、なるべくすぐに髪を乾かすようにしましょう。

育毛剤の使用後は自然乾燥でいい？

育毛剤の使用後は自然乾燥がおすすめです。

なぜなら、ドライヤーの温風をあてると、必要な成分も蒸発してしまうからです。どうしても育毛剤のベタつきが気になる場合は、ドライヤーの冷風を少しだけあてるようにしましょう。

育毛剤が頭皮の角質層まで浸透するにはどれくらい時間がかかる？

育毛剤が頭皮の角質層まで浸透するまでには最低でも1〜2分はかかります。

育毛剤を塗布した後は1〜2分の自然乾燥を待ち頭皮マッサージを行うのがおすすめです。成分を角質層まで浸透させたり、頭皮の血行を促進したりすることができます。

ドライヤーを正しく使用して育毛剤の効果を高めよう

育毛剤とドライヤーの正しい手順や効果的な使い方を解説しました。

適切な育毛は育毛剤を使用する前から気をつけるべきことがあります。特にシャワー後に髪を乾かすドライヤーの使い方次第では、毛髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。

これから育毛に取り組む方は、ドライヤーの使い方にも十分気をつけましょう。