
引っ越し先での害虫駆除はどうする?すぐ行うべき害虫対策も詳しく解説
引っ越し先で、気づいた時には侵入しているゴキブリやムカデ、ハエなどの害虫たち。新生活だというのに、害虫の出現にはがっかりしてしまいます。
「害虫駆除の仕方がわからない」
「害虫を発生させないために引っ越し前にできることが知りたい」
害虫を発生させたくないけど、どうしたらよいかわからない方も少なくないでしょう。
そこで、今回は害虫が出てしまう理由や、引っ越しの際に行うべき害虫対策、害虫駆除に関するよくある質問について詳しく解説します。
引っ越しの際の参考にしてみてください。
【この記事でわかること】 ・引っ越し先で害虫がでる理由 ・引っ越し先での害虫駆除方法 ・引っ越しの際にすぐ行うべき害虫対策3選 ・引っ越し先の害虫駆除に関するよくある質問 |
そもそも引っ越し先で害虫がでる理由は?

どれだけ気を付けていても、引っ越し先で害虫が出てしまう理由を3つ挙げました。
● 旧居から害虫を連れてきている
● 害虫駆除のあとに侵入されている
● そもそも害虫駆除がしっかり行われていない
上記3点を詳しく解説しますので、引っ越しの際は検討してみてください。
旧居から害虫を連れてきている
引っ越し先で害虫に侵入されているのではなく、旧居から害虫を連れてきている可能性が多くあります。
引っ越しの際に使い古した段ボールを使用すると、段ボールに害虫が潜んでおりそのまま引っ越し先へ連れてきてしまうのです。
また、荷造り中に害虫が段ボールの中に侵入している場合もあります。
荷物を詰め込んだ後は、すぐにガムテープで段ボールを塞ぎましょう。
塞がずに放置していると、その隙に害虫が忍び込んでしまいます。
引っ越し先に家具や荷物を搬入する時は、引っ越し業者とともに害虫が付着していないか入念にチェックするのがおすすめです。
害虫駆除のあとに侵入されている
ハウスクリーニングが入った後や害虫駆除をした後でも、新たに害虫が侵入する場合があります。
窓や玄関を開けっぱなしにしている時間が長かったり、部屋の中に害虫が通れる隙間や経路があったりすると、駆除してもまた発生してしまうのです。
また、1階や2階の部屋であれば害虫が飛んで侵入できる高さなので、害虫駆除の後でもすぐに出てしまう可能性があります。
「すでに害虫駆除をしたから問題ない」と考えず、害虫が侵入しやすい環境を作っていないかを日常的に意識して過ごしましょう。
そもそも害虫駆除がしっかり行われていない
害虫がでる理由の一つは、引っ越し先の害虫駆除がしっかり行われていないことです。
入居前の害虫駆除に関する対応方法は、物件によって異なります。
プロの害虫駆除業者を手配して処理してくれる場合もあれば、物件担当者が殺虫剤を撒くだけの場合もあるため、契約書の内容を確認しましょう。
万が一、充分な対応が期待できないとわかった時は、入居前にしっかりと話し合いをするのがおすすめです。
また、害虫駆除はしたものの作業に不足があれば、害虫が発生してしまう可能性が出てきます。
自分で害虫駆除をする際は、説明書で手順や注意事項をチェックしながら慎重に行ってください。
引っ越し先での害虫駆除はどうする?

注意して引っ越しをしても、害虫が発生してしまうことがあります。
害虫駆除の方法は、大きく分けて以下の2通りです。
● プロの害虫駆除業者へ依頼する
● 害虫駆除剤を使用する
プロの害虫駆除業者に依頼すれば時間をかけずにできますが、その分費用の負担は大きくなります。
そもそも引っ越し自体が費用のかかるものなので、自分で対策できたら金銭面でも安心ですね。以下で、引っ越し先での害虫駆除の方法を解説します。
プロの害虫駆除業者へ依頼する
害虫駆除の際に一般的であり、確実な方法の1つは、プロの業者への依頼を検討するということです。
引っ越し前後は、仕事や家事をこなしながら慌ただしく進める場合がほとんどです。中には、害虫対策のために時間を捻出するのが難しい方もいるでしょう。
また、自分で駆除するのが面倒に感じる方もいます。
費用の負担は大きいものの、経験豊富なプロによって対策してもらえるため、効果の信頼性も期待できます。
害虫駆除剤や忌避材を使用する
「害虫駆除業者に依頼するのは高額だから避けたい…」といった理由で自己処理したい場合は、害虫駆除剤や忌避材を使用するのがおすすめです。
害虫駆除はプロの業者に依頼するのも便利ですが、引っ越し費用と合わせるとどうしても高額となってしまいます。時間を捻出できる方には、自分で対応するのも1つの方法です。
駆除剤はスプレータイプのものから、害虫の餌に混ぜて使用する誘殺剤など、種類はさまざまです。
忌避材は害虫や害獣が嫌うニオイや成分によって、対象生物が近寄らないようにするために使用します。忌避材はスプレータイプや置くだけタイプのものがあり、いずれも手間がかかりません。
害虫が現れる前に空間を守ってくれるため、害虫に遭遇する可能性をグンと低くしてくれます。
快適生活ではシロアリやゴキブリ、さらにはムカデ向けの駆除剤・忌避材をお求めになりやすい価格で販売しています。
本来であれば市販の害虫駆除剤や忌避剤は1本単位で購入するものですが、快適生活ではセットで販売しているためおすすめです。
引っ越しの際にすぐ行うべき害虫対策3選

せっかくの新生活を快適に過ごすためにも、害虫対策はしっかり行いましょう。
引っ越しをしたらすぐに行うべき対策は3点あります。
● まずは掃除を徹底的に行う
● 段ボールは新品を購入する
● すき間や侵入経路を塞ぐ
以下で詳しく解説しますので、参考にしてみてください。
まずは掃除を徹底的に行う
害虫を寄せ付けないためには、掃除を徹底的に行うのが重要です。
ゴキブリやダニなどの害虫は、ホコリなどの汚れを食べるために侵入します。
すでにハウスクリーニングが入っていたとしても、ホコリは時間とともに溜まるので、入居前に改めて掃除を行いましょう。
家具や家電の搬入前であれば、隅々まで汚れのチェックがしやすく簡単に掃除ができます。
新生活が始まると、家具の裏側や隙間部分までは手入れが行き届きにくくなるため、入居前にしっかりと汚れを落とすのがおすすめです。
段ボールは新品を購入する
引っ越しの際はたくさんの段ボールが必要になります。
害虫対策のためには、新品の段ボールを手配するように気をつけましょう。保温性と保湿性に優れた段ボールは、高温多湿を好む害虫にとって過ごしやすい環境です。
通販で届いた段ボールや、スーパーなどで貰った段ボールなど使用済みの段ボールは、害虫が潜んでいる可能性があります。
そのまま持ち込んでしまうと、新居に害虫が住み着く原因となってしまう場合もあるので注意してください。
また、引っ越しに使用した段ボールは害虫を発生させないためにも、すぐに廃棄するのがおすすめです。
荷物の整理は早めに終わらせ、段ボールを溜め込まないようにしましょう。
すき間や侵入経路を塞ぐ
引っ越し先で害虫の侵入経路になりそうな場所を見つけたら、事前に塞いでおきましょう。
害虫は、小さな隙間や経路を利用して部屋に侵入してきます。
主に、以下のような場所は注意が必要です。
・排水管や排水ホースの隙間
・キッチンや洗面所などの排水口
・通気口や換気扇
・エアコンの室外機に付いているドレンホース
・玄関や窓
排水ホースやドレンホースには専用の防虫キャップ、通気口や換気扇には防虫網を使用しましょう。
害虫の侵入を防ぐためには、引っ越し先を隈なくチェックしておくのがポイントです。
ムカデやゴキブリなどの害虫駆除剤・忌避材なら快適生活

「害虫駆除業者に依頼するのは費用が高額だから避けたい…」という方は、快適生活の害虫駆除剤がおすすめです。
害虫の中でも特に厄介なムカデの駆除ができる『ムカでんでん』は、ムカデを触らず、殺すことなく追い出せる置き型の害虫忌避剤です。
ムカデは動きが素早く、すぐに手の届かない場所に隠れてしまいます。もし、姿を捕らえられたとしても噛まれてしまう危険性が高いです。毒性が強いムカデは、小さな子供がいる家庭では、特に注意すべき害虫と言えます。
『ムカでんでん』は、ムカデが苦手とする天然成分「ヒノキ精油」配合の忌避剤です。人にとっては不快感のない香りなので、ムカデが侵入しそうな場所に袋を置いておくだけで、ストレスなく害虫対策ができます。
また、被害を及ぼしやすいゴキブリでも、害虫駆除剤を活用すれば自分で駆除が可能です。
置き型のゴキブリ駆除剤・即効!「巣ごとゴキブリ退治」はコンパクトなデザインで、ゴキブリが隠れそうな小さな隙間にも設置できます。
生命力が強く、死骸やフンがアレルギーの原因にもなるゴキブリ。ゴキブリの卵はスプレー式の殺虫剤では効かないと言われています。
『即効!巣ごとゴキブリ退治』は、ゴキブリの神経系にダメージを与える有効成分・フィプロニルを配合しているため、メスのゴキブリとその卵にも効果的です。卵にダメージを与えられるので、多くのゴキブリを駆除できます。
効果は1年と長期間で、置いておくだけなので手間がかかりません。12個セットで1,900円、36+12個セットでは5,500円とお得に購入できます。
引っ越し先の害虫駆除に関するよくある質問

引っ越し先で害虫を侵入させないためには、どのようなことに注意したら良いのでしょうか。
ここでは、引っ越し先の害虫駆除に関するよくある質問についてまとめました。
● 害虫に悩まされない部屋の特徴は?
● 賃貸の場合に害虫駆除を自分で行う方法は?
● 引っ越し前に害虫駆除をしておく必要はある?
以下で、3つのよくある質問について詳しく解説します。
害虫に悩まされない部屋の特徴は?
害虫に悩まされない部屋の特徴はいくつかあります。
意識するべきポイントは、部屋の階層と周辺環境です。
1階や2階までは害虫が侵入できてしまう高さなので、発生する確率は比較的高いと言われています。
3階以上の階層であれば、害虫が飛んでも届かない高さになるため発生しにくくなるのです。
住む部屋だけでなく周辺環境による影響も考慮しましょう。
1階に飲食店やコンビニなど食品を取り扱う店舗が入っている場合や、近くに公園などの自然豊かな場所がある場合には注意が必要です。
どのような部屋でも、清潔な状態を保つのが害虫を寄せ付けないための基本的なポイントになります。
日頃から掃除を怠らないようにしましょう。
賃貸の場合に害虫駆除を自分で行う方法は?
賃貸で害虫が発生した場合、まずはどこから侵入したのか確認しましょう。
侵入経路に防虫網やカバーを使用できれば、今後の侵入を予防できます。
排水口やエアコンの周辺を重点的に確認してみてください。
もし、隙間や侵入経路が見当たらずわからない場合は、部屋全体にくん煙剤を使用するのがおすすめです。
また、建物の老朽化や工事の不備が原因で害虫が発生する場合もあります。
自分であらゆる対策を行っても状況が改善されない時や、気になる点があるときは管理会社や大家に確認してみましょう。
引っ越し前に害虫駆除をしておく必要はある?
より快適に新生活を送るためにも、引っ越し前に害虫駆除をしておきましょう。
おすすめの害虫駆除方法は家具や家電を搬入する前に、「くん煙剤」を使用することです。
「くん煙剤」を家具や家電の設置後に使う場合は、薬剤の付着による故障を防止するためにカバーをかける必要があります。
食器や食材といった身体の中に取り入れるものに関しても、安全のため付着しないように注意してください。
また、害虫駆除剤を使用すると、ペットに健康被害を及ぼす可能性があるため、使用方法はしっかり確認しましょう。
安全性や手間を考慮すると、害虫駆除は引っ越し前に行うのが安心です。
まとめ:引っ越し先の害虫駆除は自分でできることをやっておこう

引っ越し先に害虫が出る理由や、引っ越しの際に行うべき害虫対策などをご紹介しました。
部屋に害虫を侵入させないためのポイントは、可能な限り清潔な状態をキープすることです。
しかし、どれほど配慮して暮らしていても、さまざまな要因によって害虫は発生してしまいます。
そのため、引っ越し前に害虫駆除剤を使用したり、害虫が侵入できそうな経路を塞いだりと、自分でできる対策を施しておくのは非常に重要です。
害虫の出ない快適な新生活を送るためにも、事前準備に手を抜かずしっかりと害虫駆除を行いましょう。