換気扇のコウモリを追い出すには?
自分でできる対策や注意点を解説


この記事では、換気扇のコウモリを追い出す方法を解説します。

換気扇からパタパタという音や異臭が聞こえる場合、コウモリが棲み着いている可能性があります。コウモリは一度入り込むと同じ場所に居着く習性があるため、気づいたら早めの対処が大切です。

この記事では、換気扇にコウモリが侵入する理由から、自分でできる追い出し方や再侵入対策、作業時の注意点まで解説します。



【この記事でわかること】
● 換気扇にコウモリが侵入するのはなぜ?主な理由
● 換気扇に棲み着いたコウモリがもたらす被害
● 自分でできる換気扇のコウモリを追い出す方法
● 換気扇のコウモリを追い出す際の注意点




換気扇にコウモリが侵入するのはなぜ?主な理由


コウモリは洞窟や岩の裂け目など、狭く暗い場所をねぐらにしています。住宅の換気扇もコウモリにとって似た条件がそろう空間です。

ここでは、コウモリが換気扇に入り込む2つの理由を解説します。

● コウモリが好む環境だから
● わずかな隙間でも入り込めるから

コウモリが好む環境だから

コウモリがねぐらを選ぶときに重視するのは、外敵に見つかりにくい暗くて狭い場所です。洞窟のように入り口が狭く奥に空間が広がっている構造は、ヘビやカラスなどの天敵の侵入を防げるため安心して休めます。

加えて、日中に光が差し込まない暗さも欠かせない条件です。夜行性のコウモリは明るい場所を嫌い、遮光された空間を好んで選びます。

住宅の換気扇はまさにこの条件を満たしているわけです。コンクリートや木材に囲まれているため外気温の影響を受けにくく、温度や湿度が安定しやすい環境です。人の手が入りにくい構造も天敵から身を守るのに都合がよく、コウモリにとって屋根付きの洞窟のような空間といえます。

わずかな隙間でも入り込めるから

コウモリの体は非常にしなやかで、わずか1〜2cmほどの隙間があれば通り抜けられます。換気口や通気口、エアコンの室外機周りの配管の隙間など、人の目では見落としてしまうような場所からも侵入してくるのが厄介なところです。

特に築年数が経った住宅では、経年劣化による外壁のひび割れや建材の隙間が広がっていることがあります。新築のころは問題なかった箇所でも、年数が経つうちにコウモリの入り口になってしまうケースは少なくありません。

また、コウモリは暗くて静かで温度が安定した場所を好むため、こうした条件に合う隙間を見つけると繰り返し出入りするようになります。「こんな小さな隙間から入るはずがない」と思いがちですが、指1本分のスペースがあれば十分に通過できると考えておきましょう。




換気扇に棲み着いたコウモリがもたらす被害


換気扇にコウモリが棲み着くと、衛生面や生活環境にまで影響が及びます。ここからは、コウモリによる代表的な3つの被害を紹介します。

● 糞尿による悪臭や害虫が発生する
● 鳴き声や羽音による騒音に悩まされる
● 家屋や設備の劣化に繋がる

糞尿による悪臭や害虫が発生する

コウモリは同じ場所で繰り返し糞をする習性があります。換気扇の内部やダクトに糞が溜まると、酸味のある独特の異臭が発生し、換気口を通じて室内にまで広がります。個体が増えれば排泄量も増えるため、臭いはどんどん強くなる一方です。

放置された糞尿は時間の経過とともに鼻をつく刺激臭に変わり、カビの繁殖も進みます。換気扇を回すたびに嫌な臭いが部屋に入ってくる状態は、日常生活へのストレスも大きいでしょう。

糞を放置していると害虫が発生しやすくなるのも見過ごせません。衛生環境が悪化するだけでなく、糞の臭いにつられて別のコウモリが集まってくることもあります。異変に気づいた段階で清掃と対策に取りかかりましょう。

鳴き声や羽音による騒音に悩まされる

コウモリは普段、人間の耳には聞こえない超音波を使って周囲の障害物を感知しています。しかし、危険を察知したときや活動を始めるタイミングでは、人にも聞こえる甲高い鳴き声を出すことがあります。

鳴き声以外で気になりやすいのが羽ばたきの音です。通気口や換気扇のダクト内でバサバサと羽を動かす音が、壁や配管を伝って室内に響いてきます。就寝中に鳴き声や羽音が聞こえると、なかなか眠れない人もいるでしょう。

騒音は日没直後や夜明け前に集中しやすい傾向があります。夜行性のコウモリが活動を始める時間帯と、人が静かに過ごしたい時間帯がちょうど重なるため、生活リズムへの影響を感じる人も多いかもしれません。

家屋や設備の劣化に繋がる

コウモリの糞尿には酸性の成分が含まれ、長期間にわたって付着し続けると木材や断熱材を傷めてしまう可能性があります。表面的な汚れだけでなく、建材の内部まで浸透して腐食が進むため、放置するほど修繕の規模が大きくなってしまうことも少なくありません。

換気扇本体にも悪影響が及びます。ファンやモーター部分に糞尿が付着すると回転効率が落ち、換気の性能が低下したり故障につながったりするケースも見られます。修理や交換が必要になれば、思わぬ出費が発生するかもしれません。

また、コウモリは腹ばいで移動する習性があるため、壁面や天井に黒ずんだ汚れを残すことがあります。外壁に糞が付着して外観を損ねる場合もあるでしょう。被害が小さいうちに手を打っておくことをおすすめします。




自分でできる!換気扇のコウモリを追い出す方法


コウモリの追い出しは、適切な道具と手順を知っていれば自分でもできます。ここでは、家庭でも取り入れやすい方法を2つ紹介します。いずれも簡単なので、できそうなものから試してみてください。

● 忌避剤を使用する
● LEDライトで照らす

忌避剤を使用する

コウモリの追い出しで試しやすいのが、ハッカ系の香りを使ったスプレータイプの忌避剤です。コウモリは嗅覚が鋭く、強い香りを嫌がって逃げ出す性質を持っています。

使い方のポイントは、室内側から外に向かって噴霧することです。まず換気扇のカバーを取り外し、ダクトの奥に向けてスプレーを吹きかけます。外側から噴霧すると、コウモリを室内側に追い込んでしまうため注意してください。

作業時はゴーグルとマスクを必ず着用しましょう。驚いたコウモリが勢いよく飛び出してくる可能性がある他、忌避剤を吸い込まないためにも安全装備は欠かせません。

コウモリが出ていったことを確認したら、使い捨て手袋とマスクを装着し、残った糞を消毒液で湿らせてから拭き取りましょう。

LEDライトで照らす

暗い場所を好むコウモリには、光で居心地を悪くする方法も有効です。LEDライトを換気扇の近くに設置して周囲を明るく保つことで、コウモリが寄りつきにくくなります。

LEDは紫外線をほとんど出さないため、虫を引き寄せにくいのが特徴です。虫が減ればコウモリの餌も減り、餌場としての魅力が薄れて自然と離れていくことが期待できます。

実際に、ドイツのライプニッツ野生動物研究所がアブラコウモリを対象に行った研究では、LED照明の付近でコウモリの活動量が約45%減少したと報告されています。光そのものを嫌がる効果と、餌となる虫の減少が重なることで、滞在を抑えられると考えられるでしょう。

忌避剤で追い出した後にLEDで明るさを維持すれば、コウモリが戻ってきにくい環境づくりにつながります。

参考文献:e.x.press LED照明がコウモリの活動に影響




換気扇のコウモリを追い出した後にすべき対策


コウモリを追い出しただけで安心せず、再侵入を防ぐための後処理が大切です。ここでは、コウモリを追い出した後に行いたい3つの対策を紹介します。

● 侵入口を塞ぐ
● 換気口や周辺の清掃・消毒を行う
● CDやアルミホイルを吊るす

侵入口を塞ぐ

コウモリを追い出した後にもっとも優先すべきなのが、侵入口の封鎖です。コウモリはわずか1〜2cmの隙間から出入りできるため、「ここは大丈夫だろう」と油断した場所から再び入り込んでくることがあります。

換気口や通気口には、目の細かい金網やパンチングメタルを取り付けると効果的です。通気性を確保しながらコウモリの侵入をブロックできるため、換気機能を損なわずに対策できます。

外壁にひび割れや老朽化した箇所がある場合は、補修もあわせて行いましょう。戸袋や屋根と壁の接合部なども見落としやすいポイントです。建物の周囲をぐるりと一周して、指1本入りそうな隙間がないかチェックしてみてください。

換気口や周辺の清掃・消毒を行う

コウモリがいなくなった後も、残された糞尿をそのままにしておくと悪臭や衛生上の問題が続きます。糞の臭いが別のコウモリを呼び寄せる原因にもなるため、徹底した清掃と消毒が必要です。

作業を始める前に、防塵マスクと使い捨て手袋を必ず装着してください。乾燥した糞は細かい粉塵になりやすく、吸い込んでしまう可能性があります。まずは糞を水や消毒液で湿らせてから、布で丁寧に拭き取りましょう。

拭き取りが終わったら、消毒剤で換気口やダクト内を殺菌処理します。ダニや寄生虫が残っていることもあるため、防ダニ処理をあわせて行うとより安心です。清掃後は換気口をしっかり乾かし、定期的に状態を確認する習慣をつけておくと、異変にも早く気づけます。

CDやアルミホイルを吊るす

家にあるもので手軽にできる対策として、使い終わったCDやアルミホイルの小片を紐で吊るす方法があります。換気扇の近くに取り付けるだけなので、費用をかけずに始められるのが魅力です。

この方法が効く理由は2つあります。1つは光の乱反射です。CDやアルミホイルの表面で光が不規則に跳ね返り、コウモリが近づきにくくなります。

2つ目はコウモリの感覚を混乱させることです。CDやアルミホイルの表面が超音波を跳ね返すことで、コウモリの空間認識が乱れます。

風で揺れたときに生じる音や振動も、コウモリを遠ざける効果が期待できます。忌避剤やLEDライトと組み合わせて使うのもおすすめです。




換気扇のコウモリを追い出す際の注意点


コウモリの追い出しは自分でもできますが、作業前に押さえておきたいポイントがあります。特に捕獲は法律違反になる可能性があるため、注意が必要です。ここでは、特に注意すべき3つの点を解説します。

● 無許可での捕獲や殺傷は法律で禁止されている
● 素手で触らない
● 何度もコウモリが戻ってくる場合は害獣駆除業者に相談する

無許可での捕獲や殺傷は法律で禁止されている

コウモリは「鳥獣保護管理法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)」で保護されている野生動物です。哺乳類に分類されるコウモリは保護対象に含まれ、許可なく捕まえたり傷つけたりすることは禁止されています。また、無許可での飼育や売買も認められていません。

違反した場合には、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。「家に入ってきた害獣だから」という理由で捕獲しても、法律上は違法行為に該当するため注意が必要です。

やむを得ず捕獲が必要な場合は、環境省や各都道府県の自然保護を担当する部署に捕獲許可を申請する手続きがあります。自分で追い出す際は捕獲ではなく、忌避剤やライトを使った追い出しにとどめてください。

素手で触らない

コウモリは基本的に自分から人を襲うことはありませんが、手で触れようとすると身を守るために噛みつくことがあります。鋭い歯を持っているため、噛まれると怪我につながりかねません。

室内にコウモリが入ってきた場合でも、慌てて素手でつかもうとせず、落ち着いて対応してください。窓を開けて自然に出ていくのを待つか、厚手の手袋を着用したうえで段ボールなどを使って誘導する方法が安全です。

何度もコウモリが戻ってくる場合は害獣駆除業者に相談する

コウモリには強い帰巣性があり、以前に住んでいた場所に何度でも戻ってくる性質を持っています。スプレーやCDなどで一時的に追い出しても、しばらくすると再び同じ場所に姿を現すことは珍しくありません。

自力での対策を繰り返しても効果が続かない場合は、害獣駆除の専門業者への相談を検討してみてください。業者であれば建物全体を点検し、目に見えない侵入経路まで特定・封鎖してくれます。追い出しから防除まで一貫して任せられるのは、プロならではの強みです。

賃貸住宅にお住まいの場合は、まず大家や管理会社に連絡を入れましょう。建物の修繕や業者手配の費用負担について確認してから動くとスムーズです。自力で対処できる範囲には限界があるため、無理をせず早めに相談してください。




コウモリ対策を行うなら!快適生活の忌避剤


コウモリをはじめとした害獣被害に悩んでいるなら、快適生活の忌避剤がおすすめです。害獣・害虫を寄せつけにくい環境をつくり、追い出しと再侵入防止をサポートします。

商品名 即効!追い出し「コウモリアウト忌避スプレー」
セット構成 2本セット / 5(4+1)本セット
内容量 420ml(1本あたり)
主成分 天然ハッカ油
ノズル ロングノズル付き
到達距離 約5m
効果持続 約24時間
使用場所 天井裏、戸袋、シャッターの隙間など

コウモリを追い出すには、コウモリアウト忌避スプレーが効果的です。天然成分のハッカ油を使用しており、コウモリの嗅覚に働きかけることで、追い出しと侵入の抑止をサポートします。

他にも、快適生活では特定の害獣・害虫に効果がある以下の忌避剤を取り扱っています。

商品名 特徴
害虫害獣まとめて解決!「ヒトデdeでんでん」2袋/6(4+2)袋 天然成分「乾燥ヒトデ」を100%使用
撒く、吊るす、土壌に染み込ませるなど、対象の害獣・害虫に応じて施工方法を選べる
害獣忌避「ヒトデのちから」2袋/6(4+2)袋 天然成分「乾燥ヒトデ」を100%使用
さまざまな害獣・害虫に対応できる
※上記2商品は、コウモリを対象とした忌避試験を行っておりません

快適生活の忌避剤は天然成分「乾燥ヒトデ」を100%使用し、対象の生物や場所に応じた使い方が可能です。

住まいを守るためにも、ぜひ快適生活の忌避剤を活用してみてください。

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換気扇にコウモリが侵入した場合は早めの対策が重要


換気扇にコウモリが棲み着くと、悪臭や騒音、建物の損傷など被害は日に日に大きくなります。帰巣性が強く自然にいなくなることは少ないため、早めに対処することが大切です。まずは忌避剤やLEDライトを試し、侵入口の封鎖と清掃・消毒を行ってください。

快適生活の忌避剤なら、コウモリ対策を手軽に始められます。この他にも害獣・害虫対策アイテムを取り扱っているため、状況に合った商品をチェックしてみてください。

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