高齢者や認知症でも安全な暖房器具の選び方!
火事の心配がないアイテムも紹介


この記事では、高齢者や認知症の人でも安全な暖房器具について解説します。

高齢者や認知症の人がいる家庭では、暖房器具の選び方に注意が必要です。操作が複雑なものや表面が高温になるものは、火災ややけどの原因になりかねません。特に高齢者の冬場の事故には暖房器具が関係しているケースが多いため、事故防止のために重要です。

この記事では、高齢者や認知症の人でも安全な暖房器具の選び方を解説します。おすすめ商品も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。



【この記事でわかること】
● 高齢者や認知症の人に起こりやすい暖房器具による事故・対策
● 高齢者や認知症でも安全な暖房器具の選び方
● 高齢者や認知症でも安全!火事の心配がない暖房器具一覧




高齢者や認知症の人に起こりやすい暖房器具による事故・対策


高齢者の事故は1月が最も多く、事故原因の多くが暖房器具によるものといわれています。とくに注意すべき事故は以下の4つです。

● 火災事故
● 転倒事故
● 火傷(やけど)
● 一酸化炭素中毒

ここからは、それぞれの事故と対策について解説します。

火災事故

暖房器具による火災は、高齢者に多い事故の一つです。中でも電気ストーブは火を使わないため安全だと思われがちですが、発熱部は高温になるため、事故の原因になり得ます。

出火のきっかけで多いのは、暖房器具が燃えやすいものに触れてしまうことです。近くに置いた衣類がずれて触れる、真上で乾かしていた洗濯物が落ちるなどが原因で火災につながります。就寝中は本人や周囲も気づきにくく、発見が遅れて被害が拡大するケースも少なくありません。

電源の切り忘れが事故を招くことも多いため、寝る前や外出前の確認を習慣にしてください。また、ストーブの近くには物を置かないようにすることも重要です。

転倒事故

暖房器具が倒れると、床や周囲に熱が伝わり火災につながる恐れがあります。足がぶつかるだけではなく、地震で揺れるなど、転倒の原因はさまざまです。

特に高齢者や認知症の人は、倒れた器具をすぐに起こして電源を切るのが難しい場合があります。そのため、本体が傾いたら自動で電源が切れる「転倒時オフ機能」が欠かせないといえるでしょう。人が対応できなくても、機械側で止まる仕組みがあれば被害を防げます。

転倒時オフ機能が正しく作動するかは、シーズン前に点検しておくと安心です。電源を入れた状態で本体を傾け、ヒーターが止まるか確認してください。停止しない場合は使用を控え、メーカーに問い合わせましょう。

火傷(やけど)

火傷には、高温の暖房器具に直接触れたことによるものと、低温の熱源に触れ続けることで起きる「低温やけど」があります。高齢者は皮膚が薄く、同じ熱でも症状が重くなることがあるため注意が必要です。

低温やけどは湯たんぽや電気カーペットで起きやすく、本人が熱さを感じないまま進行してしまうこともあります。表面は軽傷に見えても、皮膚の深い部分まで損傷していることがあり、治療に時間がかかってしまうケースも珍しくありません。

暖房器具との距離を保つこと、温風に長時間当たらないことが基本的な対策法です。床置きタイプの暖房器具の場合は、ガードを設置して不意の接触を防ぐようにしてください。

一酸化炭素中毒

石油ストーブやガスファンヒーターなど、燃料を燃やすタイプの暖房器具では一酸化炭素中毒に注意が必要です。締め切った部屋で使い続けると酸素が減り、不完全燃焼によって一酸化炭素が発生してしまいます。

一酸化炭素には色も匂いもないため、発生に気づくのは困難です。頭痛やめまいといった初期症状が出たとしても、一酸化炭素中毒が原因と見極めるのは難しく、対応が遅れてしまう可能性もあります。

対策として、1時間に1回程度は換気をするようにしましょう。窓を開けるか換気扇を使い、空気を入れ替えてください。冬場の換気はつい面倒に感じますが、安全のためにも重要です。換気の手間を避けたい場合は、燃焼を伴わない電気式暖房器具への切り替えも選択肢になります。




高齢者や認知症でも安全な暖房器具の選び方


高齢者や認知症の人が安全に暖房器具を使うには、選び方が大切です。いざという時の安全機能はもちろんですが、使いやすさも安全性の面で重要といえるでしょう。

ここでは、暖房器具の選び方を5つのポイントに分けて解説します。

● 操作が簡単で見やすいデザインの器具を選ぶ
● 表面温度が低い器具を選ぶ
● 熱されている部分に直接触れにくい器具を選ぶ
● 一酸化炭素が発生しない器具を選ぶ
● 安全機能が搭載されている器具を選ぶ

操作が簡単で見やすいデザインの器具を選ぶ

暖房器具を選ぶ際は、操作のしやすさを重視しましょう。高齢者や認知症の人でも迷わず使える設計が理想です。ボタンの数が多いと混乱を招きやすく、誤操作や消し忘れにもつながりかねません。

選ぶポイントは、大きな日本語表示と押しやすいボタン、そしてシンプルな温度調節です。ダイヤル式なら回すだけで調節できます。運転状態がランプで確認できるタイプなら、電源の入り切りもひと目で分かるでしょう。

リモコン付きや人感センサー対応の製品は、本体まで移動する手間を省けます。足腰に不安がある人には特に便利です。人感センサーがあれば人がいなくなると自動で電源が切れるため、消し忘れの心配も減らせます。

表面温度が低い器具を選ぶ

表面温度の低い暖房器具を選ぶのもポイントです。高齢者はバランスを崩しやすく、とっさに手をついてしまうことがあります。誤って触れても反射的に手を引けないケースもあるため、万が一に備えて触れても重度のやけどになりにくい器具を選びましょう。

電気ストーブのように発熱部がむき出しのタイプは、接触時のリスクが高いです。オイルヒーターやパネルヒーター、セラミックヒーターであれば表面が高温になりにくいので安心です。オイルヒーターの場合、表面温度は50〜80℃程に抑えられています。

購入前にはカタログなどで表面温度の記載を確認してください。また、温度を一定に保つ機能が搭載されていれば、さらに安心して使えるでしょう。

熱されている部分に直接触れにくい器具を選ぶ

熱源に直接触れにくい暖房器具を選ぶことも、やけど防止に有効です。認知症の人が気付かずに触れてしまう可能性があるため、物理的に触れにくい構造かどうかも確認してください。安全カバーやガードがある製品なら、発熱部に接触するのを防げます。

すでに暖房器具をお持ちの場合は、後付けのストーブガードがおすすめです。吹き出し口だけを覆うタイプ、4面を囲むタイプ、上から物が落ちないよう屋根がついたタイプなど種類も豊富なので、設置場所や用途に合わせて選びましょう。

ただし、ガードがあっても隙間から手が入ってしまう可能性はあります。表面温度の低い製品と組み合わせるなど、複数の対策を併用するとより安心です。

一酸化炭素が発生しない器具を選ぶ

一酸化炭素中毒を防ぐには、換気が不要な暖房器具を選ぶのが確実です。認知症の人がいる家庭では定期的な換気の習慣を維持するのが難しいこともあり、寒い時期に窓を開けるのは体への負担にもなります。

電気で動くオイルヒーターやパネルヒーター、セラミックヒーターは燃焼を伴わないため、一酸化炭素が発生しません。締め切った部屋でも安心して使えるのがメリットです。

また、給油の手間がないため、灯油切れや灯油漏れの心配をしなくていいのも嬉しいポイントです。

石油ストーブやガスファンヒーターのようなパワフルな暖房性能がほしい場合には、FF式(強制排気式)の選択肢もあります。壁に設置した配管から排気を屋外に出す仕組みで、室内に一酸化炭素が溜まりにくい構造です。

安全機能が搭載されている器具を選ぶ

暖房器具を選ぶ際は、安全機能の有無も確認しましょう。人の目が届かない時間帯に事故が起きることもあるため、異常を感知して自動で止まる機能があると安心です。

特に重要なのが、転倒時自動オフ機能と過熱防止機能の2つです。転倒時自動オフ機能は、本体が倒れると電源が切れる仕組みで、地震や足がぶつかった際の事故を防ぎます。

過熱防止機能は、内部温度が上がりすぎると自動で運転を停止する機能です。吸気口がホコリで塞がれたり、上に洗濯物が落ちたりした場合に作動します。

多くの場合これらの機能は標準で搭載されていますが、製品によって差があります。購入前にパッケージや説明書で確認しましょう。




高齢者や認知症でも安全!火事の心配がない暖房器具一覧


火を使わない電気式暖房器具は火災リスクが低く、安全性に優れているといえるでしょう。ここでは、高齢者や認知症の人でも安心して使える4つの暖房器具を紹介します。

● オイルヒーター
● パネルヒーター
● セラミックファンヒーター
● 遠赤外線パネルヒーター

それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介するので、暖房器具選びの参考にしてください。

オイルヒーター

オイルヒーターは、安全性を重視する人におすすめの暖房器具です。火を使わないため火事のリスクが低く、表面温度も比較的低いので、触れてもすぐに重度のやけどにはなりにくい特徴があります。

内部のオイルを電気で温め、本体全体から放熱する仕組みです。燃焼を伴わないため空気が汚れず、換気の手間もかかりません。運転音がほとんどないので、夜間や静かに過ごしたい時間帯にも適しているでしょう。

一方で、部屋が暖まるまでに時間がかかる点は注意が必要です。起床時間に合わせてタイマーをセットするなど工夫しましょう。また、他の暖房器具と比べると電気代がかかりやすく、本体が重く移動しにくい点もデメリットといえます。

パネルヒーター

パネルヒーターは薄型で場所を取らず、インテリアにも馴染みやすい暖房器具です。軽いものなら2kg前後で、部屋間の移動も負担になりません。火を使わないため安全性が高く、表面も高温になりにくい仕組みです。

運転音もほとんどないので、寝室や書斎など静かな環境を保ちたい場所に適しています。また、風が出ないためホコリを巻き上げません。

ただし、部屋全体を暖める力は弱めです。足元やデスク周りなど狭い範囲をピンポイントで暖めるのに向いています。

広いリビングで使う場合はエアコンとの併用を検討しましょう。パネルの隙間にホコリが溜まりやすいため、定期的な掃除も必要です。

セラミックファンヒーター

セラミックファンヒーターは、スイッチを入れて数秒で温風が出る即効性が特徴です。脱衣所やトイレなど短時間だけ使う狭いスペースに適しており、ヒートショック対策としても有効でしょう。

本体は軽くてコンパクトなものが多く、片手で持ち運べます。寒い場所へ手軽に移動させて使える点が便利です。操作もシンプルで、電源と温度調節程度のボタンしかない製品なら迷わず使えます。火を使わず燃料の補充も不要なため、扱いやすさも魅力です。

注意点としては、温風によって空気が乾燥しやすいことが挙げられます。ファンがホコリを巻き上げるため、アレルギーの人がいる家庭では気になるかもしれません。広い部屋を暖めるのには向いていないので、用途に合わせて選ぶことが大切です。

遠赤外線パネルヒーター

遠赤外線パネルヒーターは、体の芯からじんわりと温まる暖かさが特徴です。遠赤外線は体の内部まで届いて温める効果があるため、設定温度を低くしても快適に過ごせるでしょう。

風を出さないので空気が乾燥しにくく、ホコリも舞いません。運転音や匂いもなく、つけていることを忘れるほど静かです。フィルター交換などのメンテナンスも基本的に不要で、手間がかからない点も魅力といえます。

床置きだけでなく壁掛けにも対応した製品があり、設置の自由度が高いのもメリットです。部屋のレイアウトに合わせて選べます。表面温度も低く設計されているため、うっかり触れてしまっても重度のやけどにはなりにくいでしょう。




高齢者や認知症でも安全に使用できる暖房器具なら快適生活


快適生活では、高齢者や認知症の人でも安全に使える暖房器具を取り扱っています。ここでは、特におすすめの商品を3つご紹介します。

● 転倒防止機能付き!コンパクト電気ファンヒーター
● お手軽サイズで可愛い!すみっコぐらし「癒しのあったか湯たんぽ」
● お湯を入れる手間なし!蓄熱式「あったかエコ湯たんぽ」

転倒防止機能付き!コンパクト電気ファンヒーター

重量 約840g
消費電力 強:900W/弱:600W/自然風:8W
温度調節 3段階(弱・強・自然風)
安全機能 転倒自動オフ機能、過熱保護機能、難燃性素材
その他機能 マイナスイオン機能

コンパクト電気ファンヒーターは、約2秒で温風が届く速暖タイプで、スイッチを入れればすぐに暖かさを感じられます。重さは約840gと軽く、900Wのパワフルな暖房性能を発揮。キッチンや脱衣所、トイレでのヒートショック対策にぴったりです。

安全面では、転倒時に自動で電源が切れる機能を搭載。地震や衝撃で倒れても内蔵スイッチが自動でオフになります。難燃性素材を使っているのも安心材料の一つです。デスク下やキッチンなど、置き場所を選ばず使えるでしょう。

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お手軽サイズで可愛い!すみっコぐらし「癒しのあったか湯たんぽ」

重量 しろくま:207g
ねこ:204g
とかげ:209g
えびふらいのしっぽ:195g
耐熱温度 本体:80℃
キャップ・パッキン:100℃
安全認証 SGマーク取得
容量 約800mL(満量)

すみっコぐらしのキャラクターがデザインされた湯たんぽです。お湯を注ぐだけのシンプルな湯たんぽなので、誰でも簡単に使えるのが魅力。柔らかくふんわりとした触り心地も相まって、持っているだけでリラックスできるでしょう。

コンパクトで持ち運びやすいのも魅力で、自宅でのくつろぎタイムから屋外での使用まで幅広く活躍します。ヒーターと違って空気の乾燥が気になる人にもおすすめです。

電気を使わないため就寝中も安心。安全基準を満たしていることを示すSGマークを取得しているのも安心できるポイントです。

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お湯を入れる手間なし!蓄熱式「あったかエコ湯たんぽ」

重量 1.35kg
消費電力 400W
充電時間 約12分
保温時間 最大約8時間
温度 約60〜65℃
電気代 1回約2.5円(31円/kWhで計算)

あったかエコ湯たんぽは、お湯を使わない蓄熱充電式の湯たんぽです。火を使う暖房器具が心配な人や、空気の乾燥を避けたい人に向いています。コンセントにつなぐだけで充電できるシンプルな操作が特徴で、高齢者でも扱いやすいでしょう。

お湯を沸かす手間がなく、熱湯を扱う際のやけどリスクも軽減できる点が魅力です。冷めたら再充電すれば繰り返し使えます。

温度は約60〜65℃と程よく、柔らかく触り心地のよい素材を採用しているのもポイントです。小さな枕のような形状なので、持ち運びしやすいのも魅力でしょう。

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高齢者や認知症でも安全な暖房器具で事故を未然に防ごう


この記事では、高齢者や認知症の人でも安全な暖房器具について解説しました。高齢者や認知症の人がいる家庭では、暖房器具による事故に注意が必要です。操作がシンプルで表面温度が低く、安全機能を備えた製品を選ぶことがポイントになります。

快適生活では、転倒防止機能付きの電気ファンヒーターやあったかエコ湯たんぽなど、安心して使える暖房器具を取り扱っています。ぜひチェックして、暖かい冬をお過ごしください。

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